”考える”ということ

”考えたの?”

 

あるコンサルタントに言わせると、この言葉は
”君、価値でてないよ”

と同義だそうです。

 

私は、大学時代から

”自分が思考が得意ではない”と言う自覚がありました。

この部分を改善しない限り、どんな仕事をしても、

ある一定以上にはなれないと思ったことが、

コンサルタントを目指した一つの理由です。

 

※ここでは、「思考」=「なぜを繰り返し、ある事象の原因・理由を突き止めていくこと」としておきます。

 

そんな中、先週指導係の先輩から

”思考が浅いし、幅が狭い”

と言われました。

 

得意ではないと言いつつも、選考は通過しているわけで、

ここまで早く指摘されるとは想像していなかった

というのが正直なところです。

 

いい機会なので、

”なぜ思考が苦手なのか”

を少し”思考”しました。(笑)

 

結論から言うと、

全てを作業化してしまう癖がついてしまったために、

思考の訓練ができていなかった

ということだと思います。

 

恐らく、受験勉強なんかは、

毎日やることをリスト化して、それを作業としてこなしていく

気づけば必要なことが頭に入っている

こんな状況を作り出した方が楽だったんです。

(当然、やり方は人それぞれですが)

 

この進め方が、大学受験の際に沁みついてしまって以降、

修士論文のための研究まで、このやり方できてしまいました。

 

だからこそ全てを作業化してしまい、

考えることが十分にできない。

 

当然、単純作業を早くこなす時には、

非常に良いのですが、

コンサルタントとして、考えられないことは致命的。

そんなこんなで、先週は少し落ちていました。

 

本日、たまたま

Ready forの米良さんの記事を読んで、

”まだまだここから”

そんな風に思えました。

 

30歳になりました。いま、癌と闘っています。

 

明日からもう一度スタート。

振り返ったとき、少しはコンサルタントらしくなったと、

思えるように。