2018年振り返り 〜映画編〜
2018年に鑑賞した映画の中で、個人的なおすすめ3本+1本を振り返りたいと思います。
第3位 『グレーテスト・ショーマン』
これはもう、言わずもがな。
ただ、ミュージカル映画は好き嫌いが分かれますし、
この作品についても批評家の間で賛否分かれていました。
(もちろんミュージカル映画だから、と言うことだけではないでしょうが)
大ヒットしたラ・ラ・ランドも、 2017年のアカデミー賞は作品賞を逃しています。
こんなことを考えながら見始めたので、
当時の上流階級が好んだ「オペラなど」と、批判を受けつつ新たな試みを行った「サーカス」が、
現代で言うところの、「いわゆる普通の(本流の)映画」と「ミュージカル映画」のメタファーとして描かれているのかもしれない、と思いながら見入ってしまいました。
音楽、歌唱力は言うことなしで、このあたりはさすがハリウッドといったところ。
個人的には、こちらのワークショップの動画もかなりおすすめです。
第2位 『ボヘミアン・ラプソディ』
自分自身、Queen世代ではないですが、世代でなくとも非常に楽しめる作品。
何と言っても、メンバーの役作り、とりわけフレディ・マーキュリーが圧巻でした。
最後のLIVE AIDのシーンもさることながら、
個人的にはWe will rock youの最初の手拍子のところができるシーンも好きでした。
まだ上映中なので、ぜひ映画館で。
第1位 『さよなら、僕のマンハッタン』
(500)日のサマーのマーク・ウェブ監督の作品。
ニューヨークの街の切り取り方、会話の端々の哲学的な表現。
とはいえ、やはりラストなしにはこの順位ではない、と言うのも事実。
それくらいに、最後(15分くらい?)は好きな展開でした。
決して大ヒットするタイプの映画ではないですが、心温まる良作です。
番外編 『15時17分、パリ行き』
2015年に発生した列車内での銃乱射事件を描いた、クリント・イーストウッドの作品。
実際に現場に居合わせた3名の若者が、ぞれぞれ本人役を演じている点が最大の見所。
(これがまさに番外編として選んだ理由です)
ラストまでテンポよく物語が進行していき、あっと言う間にエンディング。
ラストのオランド大統領(当時)が3人を表彰するシーンは、
実際の表彰式の映像が使われていますが、これは本人が演じている醍醐味ですね。
その他の鑑賞作品
・DETROIT
→緊張感は伝わってくるけど、ストーリーとしては少し物足りなかった
→さすが是枝監督。日本社会で実際にありそうで、考えさせれる作品
・マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
→一作目が良い分、期待値あがりすぎてたかな、悪くはない
・華氏119
→結局何が言いたいのかが掴みきれなかった
・バスキア、10代最後のとき
→もう少し予習が必要していくべきだった印象
・アリー スター誕生
→歌はさすが。それがゆえに終わり方含めて、ストーリーが少し物足りなかった
見たいと思っていた作品は一通り見れた1年でした。